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「レイクALSA」気になる総量規制の影響は?

2018年より新生銀行カードローン「レイク」は新しく新生フィナンシャル株式会社の「レイクLASA」として再び消費者金融としてサービスを始めるようになりました。
「レイク」から「レイクALSA」へ移行したことで、大きく影響するのが総量規制です。総量規制で「レイク」と「レイクALSA」がどう変わったのかを紹介します。
レイクALSAは総量規制対象なの?
「レイクALSA」は、大手消費者金融と同じように総量規制の対象となります。貸付上限は年収の1/3までとなっていますから注意が必要です。
レイクALSAの総量規制がどのようなものなのかお伝えしましょう。
「レイク」が「レイクALSA」になってどうなったの?
- 「レイクALSA」は総量規制の対象となっています
- 融資限度額は年収の3分の1以内という制限を受けます
「レイク」は銀行カードローンのため、銀行法が適用されるので総量規制の対象外になっていました。ですから「レイク」へ申し込みをする時、融資限度額は年収に左右されることなく、審査で返済が出来ると判断した場合は、年収に関係なく融資が可能でした。
また、総量規制の影響を受けない「レイク」は無収入の専業主婦でも審査に通れば融資が可能でした。
「レイクALSA」は消費者金融へ移行したため、総量規制の対象になり、総量規制の「融資限度額は年収の3分の1以内」という制限を受ける事になります。
ですから「レイクALSA」では年収の3分の1を超える借り入れはできませんし、すでに他の消費者金融などから借り入れをしている場合はその分、限度額が制限されることになります。
「レイクALSA」の申し込み条件は?
レイクALSAへの借入の申し込み条件は、総量規制の対象となりますから年収の1/3までしか借入することはできません。
ただし総量規制外の住宅ローンや自動車ローンなどの支払いが、年収に対して大きな割合になっている場合であれば、審査において限度額が下げられてしまうこともあります。
この申込条件について、総量規制の視点から見ていきたいと思います。
他社からの借入を正直に申告しなければいい?
- 嘘の申告は絶対にバレてしまうので駄目
- 個人信用情報機関で管理されている情報をチェックしている
- 嘘はあなた自身の信用をなくしてしまうことに
「レイクALSA」で借入をする際に最も大事なことは「信用」です。虚偽の申告をした場合、信用をなくすことになりますから絶対にやめておくべきです。借入の審査の際には、必ず個人信用情報機関で管理されている情報をチェックすることになります。
借入返済状況や金融事故などが詳しく記載されていますから、仮に正直に申告しないとしても絶対にばれてしまうことなのです。
要するに申し込み時点での申告と信用情報とを照合して、最終的な審査を決定しています。つまりあなたが信用できる人物なのかどうかをチェックしているということなのです。
総量規制で借入できる金額は?
- 総量規制の対象となるレイクALSAでは年収の1/3まで
- 借入できる限度額は年収で決まるといってもいい
- 総量規制外のローンを含め年収の1/2を超えると限度額減額の可能性が
総量規制の対象となる消費者金融業者は、年収の1/3までしか借り入れすることができません。そのため銀行系であるとしてもレイクALSAもその規制を受けることになります。年収の1/3というと、360万円の人であれば単純に120万円までということになります。
とはいえ、年収から考えて「支払が厳しくなるのでは」と考えられるような申し込みをした場合、借入れの限度額を減額されてしまうことも考えられます。
仮に年収360万円で住宅ローンで年間100万円支払いを行っている人では、レイクALSAにおいて120万円まで借り入れすることができる計算になります。しかしそうなると年間220万円の借り入れとなってしまいますので、明らかに支払が厳しくなるでしょう。
これは審査次第ということにはなりますが、年収の1/2を超えるような場合であればかなり減額される可能性もあると考えておいた方がいいでしょう。
クレジットカードのキャッシング枠に注意
- クレジットカードのキャッシング枠は総量規制の対象となる
- クレジットカードのショッピング枠は総量規制の対象外
レイクALSAにおいて借入する場合に注意しておかねばならないことは、「クレジットカードのキャッシング枠」です。クレジットカードを所有している人は少なくありません。しかも2~3枚程度所有しているということも珍しくないことです。
クレジットカードのは、キャッシングできる機能がついています。ただしキャッシング枠がついているとしても、利用していなければ総量規制の対象ではありません。
もちろんキャッシングを利用しているということであれば、その金額も総量規制の対象となりますから年収の1/3を越えて借り入れすることはできません。しかし間違ってはならないことが、 「ショッピング枠は総量規制の対象外」ということです。
これは貸金業法が適用されるのではなく、割賦販売法が適用されるためです。ただし分割払いやリボ払いなどの利用は、年収や生活に必要な金額から算出した支払見込額が上限となりますので注意しておきましょう。
今後レイクALSAで期待できる事
「レイク」から「レイクALSA」へ移行したことで、新たなサービスも開始され、今後はさらに利便性の向上が考えられます。
- 即日融資が可能になった。
- 選べる2つの無利息期間サービス。
- スマホ専用アプリ「e-アルサ」のサービス開始。
など、「レイク」では自粛せざるを得なかった部分を、消費者金融として多くのサービスが受けられるようになっています。
レイクALSAに総量規制の例外貸付はある?
- おまとめローン
- 配偶者貸付
例外貸付の金融商品としてよく知られているのが「おまとめローン」「配偶者貸付」です。
消費者金融でお金を借りる時は、すべて総量規制の対象になるのかと言えばそうではなく、総量規制には「除外貸付」や「例外貸付」というような総量の対象外になる貸付けがあります。
そもそも総量規制ってなに?
- 個人の借入総額を年収の3分の1以内と制限を掛けた法律
- 総量規制は貸付残高の総額で判断される
総量規制とは返済能力を超えた貸付をしないように消費者金融やクレジットカード会社に規制をかけた法律で、個人の借入総額を年収の3分の1以内と制限を掛けた法律です。
例えば年収300万円の人が消費者金融を利用する時の融資限度額は、最大で100万円まで、年収600万円の人なら最大で200万円まで融資もしてもよい事になっています。
総量規制は貸付残高の総額なので、業者ごとに年収の3分の1まで借りられるというわけではありません。つまり年収300万円の人が消費者金融で100万円以上の借り入れをしたいと希望しても、それ以上の融資が受けられる事はありません。
消費者金融をはじめとして、信販系カードローンやクレジットカードのキャッシング枠においても総量規制対象内となります。総量規制対象外においては、銀行系のものと考えておけばいいでしょう。カードローンであっても銀行系のものは対象外となります。
またクレジットカードのショッピング枠については、割賦販売法の適用となりますから総量規制の対象とはなりません。

まとめ

一時期銀行カードローンの貸付残高が消費者金融を超えたという時期がありましたが、そのため過剰融資が問題なり、銀行の自主規制が行われるようになったため、銀行カードローンのメリットは「銀行」という名前だけになってしまいました。
キャッシングを利用したいという人は、お金の工面に困っていて、出来るだけ早く借りたいという場合がほとんどです。一部のカードローンは即日融資が可能でしたが、現在はそれも期待できません。
即日融資が可能なのはレイクALSAやプロミス、アコム、アイフル、SMBCモビットというような貸金業者だけになってしまいました。
「レイク」から「レイクALSA」への移行したのは、総量規制の対象になっても、それ以上に、消費者金融の方にメリットがあると判断したからなのかもしれません。

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